先生教えて!

第1回 「打突時に手と足が一致しません。どのように直したらいいでしょうか?」

毎回一つのテーマに対して先生方にお答えいただきます。きっとご自分にあった方法が見つかると思います。各先生方から教えを読み、さー実際にやってみましょう。

小川 耕三郎先生
(大町剣道クラブ)
「気検体の一致が大切」

 剣道は礼儀、作法を大切にしながら実際に竹刀で相手を打ったり、突いたり、かわしたりする競技です。
 剣道の基本となる打突は「面打ち」です。剣道は「面に始まり面に終わる」と言われているほど面打ちは大切です。続きはこちら・・・

沢井 學先生
(深大寺剣道会)
「ひとり稽古が大切」

 剣道の打突は、ただ当てれば良いというものではありません。有効打突の条件が決められていて、気、剣、体の一致が求められます。剣道を大人から始めた人は、週に何度も稽古ができるわけではないし、あまり基本に時間を掛けられません。続きはこちら・・・

首藤 成昭先生
(染地剣道会)
「一眼、二足、三胆、四力から考える」

 自分の竹刀をみたり、相手の剣先をみたりしていると打突時に手と足が一致しません。小手や胴を打つ時でも面を打つ時のように遠くをみるつもりで打突すると手と足が一致してきます。続きはこちら・・・

高橋 正明先生
(聖武会)
「マリオネットになってみよう」

 打突時に手と足が一致しないという事は、気合いと竹刀さばきと体さばきのバランスが悪いと思います。実際に打突時に手と足を一致させるだけでしたら、その方法はとても簡単です。
みなさん、あやつり人形(マリオネット)って知っていますね。続きはこちら・・・

藤田 洋一先生
(中央剣道会)
「一拍子を意識した打突を練習しよう」

 手と足が一致しない打突の多くは、先に足が床に接地してしまい、手が後から着いていくことにより、「気剣体一致の打ちになっていない」ということがほとんどではないでしょうか。続きはこちら・・・