先生教えて!

第5回 「呼吸で意識されていることは何ですか?」

毎回一つのテーマに対して色々な先生方にお答えいただきます。きっとご自分にあった方法が見つかると思います。各先生方からの教えを読み、さー実際にやってみましょう。

生方 篤先生
(中央剣道会)
「切り返しと日本剣道形で呼吸方法を身につけよう」

 剣道では、吸っている時は「虚」(隙や油断のある状態)になりやすく、吐いている時は「実」(隙や油断のない状態)だと言われます。もう少し分かりやすく言いますと、吸っている時に人間はとっさに動けないようです。そこで、続きはこちら・・・

小沼 秀行先生
(中央剣道会)
「丹田呼吸の効用と方法について」

呼吸で意識するところはどこか?と聞かれて素直に速答できません。 稽古の修行により呼吸法は変わります。意識の深浅や強弱で呼吸の実際には差が生じたり、呼吸法を体得するのに時間差が生じたりします。続きはこちら・・・

北村 和也先生
(大町剣道クラブ)
「構える時に呼吸を意識しています」

大きく息を吸ってはきながら構えを作ろうにしています。息は鼻から吸って口から吐きます。大きく息を肺に入れることで、胸が広がり懐の広い構えができるようになります。続きはこちら・・・

首藤 成昭先生
(染地剣道会)
「互格稽古では意識せず、基本稽古の中で心掛けています」

 互格稽古(地稽古)の場合は全く意識しません。 人の呼吸は生命を維持するために無意識に出来るようになっていて、身体が自由に動くように意識はしません。続きはこちら・・・

高橋 正明先生
(聖武会)
「剣道の呼吸の仕方は、腹式呼吸で「-短くすって長くはくー」と教わりました」

◎短くすって・・・とは? すっている時は攻撃ができませんので、攻撃ができない時間を短くします。 先生は『鼻で呼吸しなさい』とも言われます。続きはこちら・・・