試合も７巡目に入る時、挑戦剣士にインタビューを試み、「基立撃破」の意気込みを聞きました。

①　基立も限界に近づいている、ここで手を抜いたら失礼だから、全力で当たりたいと思います！。
②　昇段審査を受けているので、基立と一緒に少しでも強い気力を発揮したい！。
③　強い基立ちなので、体力を消耗させるような技をできればしかけたいと思います。
④　基立には最後迄、頑張ってもらいたいので、自分も力を抜かず、最後まで頑張ります。
⑤　高校時代からの同級生なので頑張ってもらいたい！。自分も手を抜かず全力で頑張ります。
⑥　強い相手なので、絶対に勝つという気持ちで戦います。
⑦　相手が疲れ果てて腕が振れなくなるよう、精一杯頑張ります。
⑧　基立が頑張っているので、１年間の稽古を全て出させたいと思います。
⑨　基立が稽古を積んでいるのが良く分かります。基立に負けないよう、頑張ります。

短いながら、気迫のある言葉が返ってきました。

戦い終えて性根尽き果てた基立に、挑戦剣士達が駆け寄って健闘を称えると漸く基立に笑顔が戻るのを見て、皆さん安堵されたと思います。最後に基立剣士へのインタビューにこう応えています。

この一年間、仕事も忙しく震災の影響もあり、剣道以外に走ること、自転車で通勤を心掛けました。稽古量は例年と同じ程度でした。試合は５･６巡目になると腕が上がらなくなり、面を打つのが辛くなったけれど、気力を奮って頑張りました。剣道以外のトレーニングをやっておいて良かったと思いました。

精魂尽きて蒼白な顔ながら元気な応対に拍手！
満願成就おめでとうございました！！。　

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