春季剣道研修会の報告

5月29日(日)に春季剣道研修会が神代中学校で実施されました。
午前中は久保先生の指導による「日本剣道形」を行いました。
始めに久保先生より「日本剣道形」の成り立ちや歴史についての説明があり
その後、二人一組で、実技を行いました。
太刀の一本目から七本目、小太刀の一本目から三本目まで十分に指導いただきました。

お昼をはさんで、午後からは横瀬先生を講師にて「救護法」がありました。
夏を前にして「熱中症」の対処法や「捻挫」の対処法などを教わりました。
指導者の注意も必要ですが、保護者を含めて周りの大人が注意深く子供を観察することが
重要だと感じました。

その後は、藤田先生による審判法を行い、
説明後は実際の試合を通して、参加者が審判として試合場に旗を持って立ち、審判の練習を行いました。
今回指摘された点では、有効打突の一つの「刃筋正しく打突」の見極めの難しさを感じました。
審判の研修と並行して、西原先生を中心に保護者の方達の時計係りや記録、掲示、
呼び出し係りの講習も行いました。
また、最後に鱒沢先生より審判員の立ち位置(二等辺三角形)の取り方についてご教授いただきました。

審判法の後には、野崎先生を講師に指導法の研修を行いました。
内容は、切り返し・正面打ち、また元立ちでの注意点などを説明いただきました。
縁を切らない稽古方法が印象的でした。

今回も各道場から多くの方が参加し、充実した一日を過ごしました。
講師の先生方、ありがとうございました。また参加者の皆さんお疲れ様でした。