就任にあたって

令和2年5月吉日

調布市剣道連盟

会長 宮田 考志

 

 この度、調布市剣道連盟の会長を仰せつかりました宮田考志でございます。微力ではありますが、精一杯務めさせて頂きますので、皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 現状、本連盟の運営は、長田前会長の元、事務局機能、各理事による担当制機能の確立により、大変効率的に運営されております。また、各種大会、西東京の合同稽古運営等を通し、外部からも大変高い評価を頂いております。特に、少年部の活躍に関しては、皆様もご存じの通り、東京都少年剣道大会において3連覇も含み、毎年のように優勝争いを行っており、西東京剣道大会においても小学生の部では、現在も連覇中となっております。これらは、

 ・剣連所属であれば、剣連内の各道場へ出稽古可能

 ・少年部合同強化稽古会(以降の特訓稽古を含む)の継続した実施

 ・剣道形指導の重視、木刀による剣道基本技指導法への早期取組と継続実施

等々の成果であるといえます。これも、本連盟に携わっておられる先生方の熱心なご指導、保護者の皆様のご理解とご協力の賜物と、心から感謝を申し上げると共に、継続したご協力をお願いする次第です。

 

また、連盟の活動方針としましては、鱒澤先生が会長就任の際に掲げられました以下の4点を継続して参ります。当指針に基づき、連盟の各施策に関し、有効な点は継続し、見直すべき点は改善し、会員の皆様の共通理解を図りながら運営をしてまいる所存でございます。

 

1.生涯剣道・・障害剣道にならない為の生涯剣道への気構え。

2.切磋琢磨・・良き友、良きライバルが有ってこその力量増幅。

3.親睦向上・・同門の誼(よしみ)。 連盟では合同稽古とネットで交流を促進する。

4.少年育成・・子供は吾が鏡なり。全て師(親)の背中を見て育つ意識で真剣に指導する。

 

 残念ながら、現状はコロナウイルス感染防止のため通常の剣道の稽古はできておりません。5月26日付で政府の緊急事態宣言は解除されましたが、全日本剣道連盟では、継続した「対人稽古の自粛」が要請されております。ただ、全剣連としても適切な時期での再開を検討しており、5月25日付で「医科学的見地からの結論を確認してから、稽古再開の時期の目処 及び稽古再開に当たってのガイドライン並びに今後の大会や審査会の方針について連絡します」との通知がなされております。連盟といたしましても、全剣連の指針に従い、今後の稽古指針、各行事の予定等、検討・通知をしていく予定です。

 

 一日も早く、皆様と竹刀を交えることができることを願いつつ、就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。