年頭のご挨拶

令和5年1月1日

調布市剣道連盟

会長  宮田 考志

カラム 

 明けましておめでとうございます。調布市剣道連盟会長宮田です。

カラム

 昨年、一昨年に続き、今年も元朝稽古は中止とさせていただきました。楽しみにされていた会員各位には、大変申し訳ありませんでした。また、1月8日に調布で予定されていました西東京剣道連盟合同稽古も中止となっておりますので、合わせて周知させていただきます。

昨年もコロナ禍の1年でしたが、一昨年までとは大きく異なり、withコロナがすっかり定着した一年だったと言えます。一昨年までは聞くことがなかった剣連会員自体の感染も多数発生しましたが、重症化、クラスタ化することも無く、道場単位での短期間の稽古自粛は行ったものの、年間を通し剣連全体で稽古休止を行うことなく、年末まで無事に稽古を継続することができました。また、各種行事に関しても、各昇級、昇段審査会、少年部合同強化稽古実施に加え、一昨年は小中学生に限定した調布市剣道大会の一般の部の開催、剣道研修会、市民体育祭の全部門実施など、ほぼ年間計画に沿って実施できたことは大きな前進だったかと思います。

そんな中で、六七段の高段者の審査会で近年にない多数の合格者が出たこと、西東京剣道大会の中学生の部で見事に優勝を果たしたことなど、大きな成果が上がった一年でもありました。今年こそは、これまで調布剣連で実現できていない、八段合格、女性七段合格の朗報が聞かれる事を期待したいと思います。

また、211日には、過去2年中止となった「剣道百面立切誓願試合」を実施する予定です。基立の国分寺平田剣士は3年越しの誓願となります。私も以前に立切の基立を経験していますが、本番へ向けた1年間は悶々とした時を過ごした記憶があります。それを3年に亘り過ごされた平田剣士の精神力に敬意を表すると共に、それに報いるためにも無事の開催を果たしたいと思っています。開催にあたりましては会員の皆様のご協力も必要となりますので、よろしくお願い致します。

さて、今年は卯年です。干支が12種類の動物というのは常識ですが、なぜこの動物たちが選ばれたのでしょうか?「先着順で決まった」という昔話もありますが、それは当然おとぎ話で、もともとは動物ではなく、季節に従って植物が変化していく様子を表す12段階、「滋」「紐」「演」「茂」「伸」「巳」「仵」「味」「身」「老」「脱」「核」が十二支のもとで、これらに音や韻が似ている動物に置き換わっていったと言われています。それでいくと「卯」のうさぎは「茂」という時期であり、繁殖する、増えるという段階にあたります。それに昨年の年頭挨拶で書きました「十干(じっかん)」を合わせますと、今年は「癸卯(みずのとう)」となります。「癸」は十干の順序で言えば最後にあたり、一つの物事が収まり次の物事への移行をしていく段階を表します。そして、その両方を備えた「癸卯」は、去年までで様々なことの区切りがつき、次へと向かっていくそこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていくと解釈することができます。それにちなみ、調布剣連も、コロナ過に区切りをつけ、新たな発展を図っていく一年となる事を願っております。

末筆ではございますが、会員の皆様とご家族の、今年1年のご健勝とご多幸を祈念し、

新年のご挨拶とさせて頂きます。

本年もよろしくお願い致します。